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五重塔外部の実測開始
妙成寺の文化財調査委員会建築班はこのほど、五重塔と二王門でそれぞれ外部の実測調査を開始しました。来年度に実測図を作成します。
測量用の足場は、五重塔の裏側に設置されました。高さ約16メートルで、三重目に当たる部分までとなっています。二王門の足場は高さ約8・5メートルで、右側の一部を覆っています。
初回の調査は4、5日に行われました。建築班リーダーの麓和善名工大大学院教授と名工大の学生6人が、五重塔の軒の反り具合などを調べました。学生らは今年4月から五重塔内部を測量しており、今後は12月19日までの土、日曜日を中心に集中的に外部の測量に当たります。