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国宝化に向けてさらに調査 市民公開講座で成果報告
妙成寺で3月24日、市民公開講座が開かれ、同寺文化財調査委員会の委員3氏が「妙成寺の文化財の特色」をテーマに解説し、国宝指定に向けてさらに調査を積み重ねていくことを確認しました。 調査委は昨年4月から3年計画で建物や仏像、埋蔵文化財、古文書など総合的な調査を行い、文化庁に提出することにしています。 駒野喜信妙成寺総務、山辺芳宣羽咋市長のあいさつに続き、委員の麓和義名古屋工大大学院教授、東四柳史明金沢学院大名誉教授、山崎幹泰金沢工大教授が順に今年度の調査を紹介しました。市民らは五重塔など10棟の国重要文化財を持つ同寺の学術的価値や修復の歴史に理解を深めました。