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本堂の壁画、見つからず
妙成寺文化財調査委員会は7月28日、七尾出身の画家・長谷川等伯の一派が手掛けたとみられる仏画が貼られてあった本堂内陣の壁面を調査しました。壁面の下に絵が残っていないか、壁板を一部外して確認しましたが、見つかりませんでした。
絵は1931(昭和6)年の改修の際、本堂の須弥壇と左右の脇壇にあったのが、当時の写真で確認されています。調査委美術班の北春千代班長(県立歴史博物館学芸主幹)が脇壇の壁板を一部外し、内壁と外壁の間をのぞいて見ましたが、隙間には補強の貫材があるだけでした。