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「三光堂」の修復始まる
妙成寺の国指定重要文化財「三光堂」の修復工事が始まりました。こけら葺(ぶ)きの屋根を張り替えるとともに、耐震補強工事も行います。
「三光堂」は1623(元和9)年に建立されました。屋根は葺き替えから40年を経て傷み、一部で雨漏りも出ています。11月下旬から足場を組み、今月からこけらを取り除く作業に着手しました。修復は来年度までかかる予定です。
「三光堂」と同じく劣化の進む1659(万治2)年建立の国重文「書院」の屋根も、今年度から3カ年計画で修復されます。総事業費は1億9500万円で、国が70%、石川県と羽咋市が各7.5%、妙成寺が15%を負担します。