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文化財調査委が中間報告会

石川県と羽咋市の文化財担当者を招いて開かれた妙成寺調査委員会の中間報告会=金沢市の北國新聞会館

 妙成寺文化財調査委員会は7日、金沢市の北國新聞会館で中間報告会を開きました。調査委員長の中村利則京都造形芸術大学院客員教授は、「妙成寺の大きな特色は、本堂と祖師堂、三光堂が一直線に並ぶ三堂並立にある」とし、さらに調査を深めて国宝化を目指す方針を示しました。

 4月から3カ年調査の最終年度を迎えることから、報告会には委員長に加えて建築・古文書・美術・庭園の各班長らが出席、石川県と羽咋市の文化財担当者に対して、これまでの成果を報告しました。また、施主の妙成寺からは駒野喜信総務部長らが出席し、行政による一層の支援をお願いしました。