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「寿福のまいり」始まる

「寿福のまいり」で手を合わせる参列者=妙成寺客殿

 加賀藩3代藩主前田利常の生母・寿福院の菩提寺である妙成寺で、7月21日から「寿福のまいり」が始まりました。信仰心が厚かったという寿福院にちなんだお参りで、今年から毎月1回実施されます。祈祷(きとう)は、日蓮宗大本山の法華経寺(千葉県市川市)で「百日大荒行」を終えた僧侶のみが客殿で行います。

 第1回のお参りとなったこの日は、山川知則執事長らが読経をして参列者の邪気をはらいました。祈祷のあと、僧侶がスパイスから手作りした「デトックスカレー」を振る舞い、身も心も清めました。

 「寿福のまいり」は毎月第3日曜午前11時から行われ、2000円以上を奉納した人を対象とし、参拝者には月替わりの御朱印と水引のお守りが渡されます。