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寒水大荒行で幸せ祈願

本堂前で冷水を浴びる僧侶=妙成寺

 妙成寺で1月1日から2日にかけて寒水大荒行が行われ、僧侶が冷水を浴びて身を清め、参拝者の幸せを祈願しました。本堂前での荒行は、初詣の参拝客が見守る中、1日2回ずつ行われました。下帯姿の僧侶5人が「水行肝文(すいぎょうかんもん)」を唱え、たるから冷水をおけでくんで繰り返し頭からかぶりました。

 荒行の後、本堂前では元旦奉納揮毫(きごう)が行われ、石川県書美術連盟理事の阿部豊寿さん(金沢市)が特大和紙に力強く大筆を走らせ、「謹賀新年」としたためました。