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「三光堂」屋根の葺き替え終了

屋根の葺き替えを終えた妙成寺の三光堂

 妙成寺の国重要文化財「三光堂」の屋根の葺(ふ)き替え工事が終わり、新たな装いで新春を迎えることになりました。

 「三光堂」は1623(元和9)年に建立され、屋根は葺き替えから40年を経て傷みが目立ち、雨漏りも出ていました。昨冬から足場を組み、こけら葺きの屋根を張り替えるとともに、耐震補強工事も施しました。残る土間工事を終え、2020(令和2)年3月末には改修が完了します。

 この後、同じく劣化が進んでいる1659(万治2)年建立の国重文「書院」も修復工事を行います。