更新ニュース
青空の下、盛大に「五重塔まつり」
青空の下、妙成寺で「五重塔まつり」が開かれました。境内には地元の人や観光に訪れた多くの人が立ち寄り、にぎわっていました。
表千家による立礼席の茶会をはじめ、玉川同門会による仕舞、「篠の会」による小唄、笛の披露など多彩なイベントが行われていました。
会場には、お坊さん風のゆるキャラも登場して、子供らの人気を集めていました。境内は、先ごろ植えたノトキリシマツツジが真っ赤な花を咲かせており、まつりに彩りを添えていました。
また、午前中には「妙成寺の新たな魅力―国宝昇格に向けて」と題した記念講演会も行われ、京都国立博物館名誉館員の久保智康さんが、「書院の襖の唐紙は、桂離宮のものと同じ意匠である」と話し、昨年、北國総合研究所との調査で判明した、客殿の桃山調の金具についても、改めて「一級品の金具」であることを紹介しました。