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本堂で幻想的な舞台

音楽法要イベント「祈り」を開催

世阿弥原作の能楽を題材に演じられた舞台
伸びやかに民謡を歌い上げる加賀山紋さん
多くの市民らが訪れた本堂前の様子

 伝統芸能と洋楽器演奏を組み合わせた音楽法要イベント「祈り」が28日、本堂を舞台に行われました。県内の若手古典芸能演者でつくる「加賀能登新古典振興協会 加能座」が出演し、身分違いの恋に落ちて鬼となった男が仏教の功徳によって救われる物語を、和太鼓やピアノなどの演奏と迫力ある剣舞で表現しました。

舞台では、このほか民謡歌手の加賀山紋さんが、伸びやかや歌声を披露し、黒田節や沖縄民謡メドレーなどを歌い上げました。本堂前には多くの市民らが訪れ、加賀藩ゆかりの古刹で「日本の心」を感じ取っていました。

 また、会場には俳優の千葉真一さん、若山騎一郎さんも訪れ、若手演者の舞台を鑑賞しました。