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2月18日に羽咋市で妙成寺シンポジウム

「妙成寺の美力(みりょく)と不思議(ふしぎ)」

五重塔で彫刻の彩色を調査する山内氏

 羽咋市と一般財団法人北國総合研究所(金沢市)が進める妙成寺の多面的調査実行委員会は16日会合を開き、来年2月18日にコスモアイル羽咋で寺の魅力を発信するためのシンポジウムを開くことを決めました。国宝指定を目指す妙成寺の価値を市民らに広く知ってもらうことを狙いとしています。

  シンポジウムのタイトルは「妙成寺の美力(みりょく)と不思議(ふしぎ)」で、熊本大の伊東龍一教授が、2008年に熊本県人吉市の青井阿蘇神社が国宝指定を受けるまでに実施した調査内容をテーマに基調講演します。そのあと、パネル討論では、伊東氏と和歌山県文化財センターの櫻井敏雄理事長、名工大大学院の麓和善教授、天野山文化遺産研究所の山内章代表が妙成寺の価値を高める方策について意見交換します。金沢学院大の東四柳史明名誉教授がコーディネーターを務めます。

 当日の定員は150人、参加費は無料で、今後、参加希望者を募ります。