国重要文化財 祖師堂そしどう 祖師堂は宗祖日蓮聖人(しゅうそにちれんしょうにん)の坐像の左右に、開山日像(にちぞう)上人と日像上人の師である日朗(にちろう)上人の坐像をまつっています。 本格的な禅宗様式の造りで、内陣(ないじん)を形成する円柱 には上層部に木材を継ぎ足した跡がみられ、研究者らもなぜ継ぎ足したのか解明できていません。 建立(こんりゅう)は寛永(かんえい)元(1624)年ですが、慶長(けいちょう)期との説もあります。入口正面には、彩色を施した迦陵頻伽(かりょうびんが)(仏に使える想像上の生き物)の欄間(らんま)があり、優れた意匠(いしょう)を見せてくれています。 戻る