国重要文化財 経堂きょうどう 若冠(じゃっかん)30歳で江戸で早逝(そうせい)した加賀藩4代藩主前田光高(みつたか)の遺志に従い、建てられました。 堂内には「天海版一切経(てんかいばんいっさいきょう) 」と、北陸最古で石川県文化財に指定されている「 応永(おうえい) 22(1415)年版 妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)8巻分の版木(はんぎ)」64枚が納められています。 天海版一切経は、徳川家康・秀忠・家光の3代の将軍に仕え、江戸に寛永寺(かんえいじ)を開いた天台宗(てんだいしゅう)の僧天海(そうてんかい)が木活字を使って開版した経典です。 戻る