国重要文化財

書院しょいん

書院

書院は加賀藩5代藩主前田綱紀(つなのり)が、参拝の際の休息所とするため建てたと伝えられています。奥には前田家代々の菩提(ぼだい)と3代藩主利常(としつね)の生母・寿福院(じゅふくいん)、長女・浩妙院(こうみょういん)亀鶴姫(かめつるひめ))の冥福(めいふく)を祈って、御霊屋(みたまや)が設けられています。

畳板敷の御霊屋

一番奥にある8畳板敷の御霊屋には寿福院らの位牌を配し、格天井(ごうてんじょう)には花の色彩画が描かれています。

花頭窓

御霊屋に向かって、右側には家老の間。左には藩主らがくつろぐための御座(ござ)の間があり、花頭窓(かとうまど)を設けた付書院(つけしょいん)を設けています。

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